理学療法士で「年収600万円」を達成したいけど、以下のようなことを考えていませんか?
「実現不可能な話」
「私には到底無理」
「一部の人だけが達成できること」
理学療法士が年収600万円を達成するのは、決して楽ではありません。
しかし、決して達成不可能な目標でもありません。

年収600万円を超えている理学療法士は多く存在するからです。
この記事では理学療法士が年収600万円を達成するための具体的な方法と、実現した人のリアルなインタビューをご紹介します。
★ この記事でわかること



理学療法士の経験年数18年、転職経験は3回あります。
みなさんが年収600万円を達成するための方法について、徹底解説していきます。



理学療法士はぜひ、年収600万円を目指しましょう。
理学療法士の現実!年収600万円の壁


理学療法士が年収600万円を稼ぐことは、本当に大変なことです。
理学療法士の年収600万円の壁は、確実に存在します。
年収600万円の壁を超えていくために、まずは理学療法士の年収の現状を知りましょう。
理学療法士の平均年収はいくら?
年代ごとの理学療法士の平均年収です。
年齢 | 平均年収 (万円) | 年収差 (万円) |
---|---|---|
20代 | 332万円 | – |
30代 | 405万円 | 73万円 |
40代 | 470万円 | 38万円 |
50代 | 535万円 | 33万円 |
60代 (再雇用) | 350万円 | – |
定年までの 平均 | 435.5万円 | – |
新卒で理学療法士として働きはじめた、20代の平均年収は約332万円です。
30代になった経験10年目でも年収400万円程度なんです。
全業種の平均年収は458万円に対して、理学療法士が10年経験を積んでもなんとか400万円に届くレベルですね。



理学療法士の年収は、本当に低いですよね。
理学療法士の生涯年収について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
理学療法士の生涯年収は約1.7億円!確実に 年収アップする方法を解説!
職場別の理学療法士の年収はいくら?





理学療法士の職場別の平均年収はいくらなんですか。
次の表は理学療法士の職場別の平均年収です。
勤務先 | 平均年収 |
---|---|
病院 | 400万円 |
クリニック | 450万円 |
老人保健施設 | 410万円 |
訪問リハビリ | 460万円 |



職場の選び方で年収は変わります。職場選びは年収を上げるためにも重要です
病院や老人保健施設は平均年収が低い傾向です。
逆にクリニックや訪問リハビリは平均年収は高い傾向にあります。
しかしどの職場でも、年収は600万円には全く届かないです。
多くの理学療法士は病院や介護老人保健施設で働いていますが、本当に低収入なんです。
「理学療法士の年収300万円台」について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【負け組!?】理学療法士の年収300万円台は厳しい。脱却する方法ップする方法を解説!
【重要】年収600万円達成のための具体的な方法


理学療法士が病院や施設で普通に働いていても、年収600万円を超えることはできません。
年収をあげたいのであれば、何かしらの行動を起こす必要があります。
理学療法士が年収600万円を達成するための、よくある方法をみていきましょう。
- 副業で収入を増やす
- 治療院を開業する
- 転職をして高収入を得る



年収600万円を達成している理学療法士は、この3つの方法が多いです。
副業で収入を増やす
副業は本業以外で収入を得られるため、年収600万円達成への近道となります。
理学療法士がやっている副業で多いのは、以下の3点。
- 訪問リハビリや施設のアルバイトを週末にやる
- 講演や執筆などの活動
- 理学療法士以外の副業(ウーバーイーツ、動画編集、アフィリエイトなど)



副業をやっている理学療法士は、意外と多いんですね



訪問リハビリのアルバイトを週末に一日だけやって、年収100万円近くアップさせた友人がいました。
治療院を開業する
治療院を開業すれば、収入の上限はなくなります。経営がうまくいけば、年収600万円以上の収入を得ることも可能です。
中には年収1000万円以上の収入を得ている人もいます。



以下のような治療院を開業している人がいます。
- スポーツ選手のコンディショニングに特化した治療院を開業
- 腰痛専門の治療院を開業
- 姿勢矯正の治療院を開業
開業をするには、経営やマーケティング、法令などの理学療法以外の知識が必要になります。
開業のための資金も確保する必要がありますね。
転職をして高収入を得る
理学療法士が年収600万を目指すのであれば、環境選びは非常に重要です。
高収入を得られる職場に転職することで、年収600万円を達成できる可能性は広がります。
例えば、病院や施設の管理職や訪問リハビリの理学療法士などは、高収入を得られます。
今、勤めている職場が、高収入を得ることが難しいのであれば、転職も考えましょう。
転職で理学療法士が600万!狙うべき3つの職場





どのような職場に転職をすればいいのですか。



狙うべき職場は、以下の3つです。
- 病院や施設の管理職になれる
- 訪問リハビリ
- 学校教員
①「病院や施設」で経験を積んで管理職になる
管理職はチームをまとめたり、業務を管理したりする責任があるため、高い給与が設定がされています。
病院や施設で経験を積み、主任や所属長などの管理職になることで、年収600万円以上の収入を得られる可能性は高いです。
しかし、管理職の道は狭き門です。管理職としての能力も求められるので、そう簡単ではありません。
②「訪問リハビリ」に転職して歩合制で稼ぐ
訪問リハビリは歩合制で収入を得られるため、頑張った分だけ収入が上がります。
訪問リハビリの平均年収は約460万円。
フルタイム以上に働いている理学療法士は600万から700万円を稼いでいます。
訪問リハビリで高収入を得ている理学療法士は夜遅くまで仕事して、月130件以上の訪問を行い年収600万円以上を稼いでいます。



130件ということは、60分の訪問リハビリを「1日に平均6件」実施することですね。



移動時間や利用者の急な予定変更があると、かなりハードなスケジュールになりますね。
③「学校教員」に転職する
学校教員は、病院や施設の理学療法士よりも収入が高く、年収600万以上の人も多くいます。
学校教員になるにはためには、以下の条件が必要です。
- 理学療法士の免許
- 臨床経験が5年以上



私の友人もリハビリ病院で5年働いて、専門学校の教員になって収入アップしていました。



学校教員はものすごいハードスケジュールなので、覚悟が必要です。
【インタビュー】 年収600万円を達成した理学療法士の体験談


今回、私の先輩だったAさんと、後輩Bさんにインタビューをお願いしました。
Aさんには具体的な年収は聞けませんでしたが、2人とも年収600万円は超えています。
お二人のキャリアパスや転職の秘訣について伺いました。
経験を積んで管理職になったAさん
- 40代男性
- 理学療法士歴25年
- 勤務先:リハビリテーション病院
- 年収:600万円以上
- 管理職になるためにどのような努力をしましたか?
-
特に管理職を目指していたわけではありません。積極的に経験を積み、患者さんのリハビリに貢献することに集中することで、臨床3年目から主任に抜擢されました。リーダーシップを発揮していくうちにリハビリテーション科の士長になり、現在はリハビリテーション科の部長をやっています。
- 管理職になってからどのようなことに力を入れていますか?
-
リハビリテーション科全体の目標達成に向けて、マネージメントスキルやコミュニケーションスキル、交渉スキルなどを磨いています。病院経営にも積極的に貢献できるよう積極的に行動して、人材育成や業務改善に取り組んでいます。
- 今後の管理職になり人に向けてのアドバイス
-
リハビリテーションは1人ではできません。皆が協力して働けるように、貢献することを常に考えています。貢献していれば、自然と管理職の道が見えてくるはずです。



周囲に貢献する気持ちが、管理職への道につながるのですね。
訪問リハビリに転職したBさん
- 30代男性
- 理学療法士歴7年
- 勤務先:指定訪問看護事業所(訪問リハビリ)
- 年収:約684万円
- なぜ訪問リハビリに転職したのですか?
-
病院勤務では経験することができない、地域リハビリテーションに興味を持って転職をしました。訪問リハビリは歩合制で、働き方次第で収入が増えることも転職を決めた理由です。
- 訪問リハビリで働くことのメリットは何ですか?
-
訪問リハビリは、自分のペースで仕事ができることがメリットです。歩合制なので、頑張れば収入を増やすこともできます。収入よりも、家族との時間を優先することもできます。患者さんの生活環境に合わせたリハビリを提供できることも、やりがいになっています。
- 訪問リハビリに転職を考えている人へ、アドバイスはありますか?
-
訪問リハビリは病院のリハビリと違って、働いた分だけ稼ぐことができます。たくさん収入を得たい人や自分のペースで働きたい人には、訪問リハビリはおすすめです。将来的には独立して、訪問リハビリの事業所を立ち上げる道もあります。
転職で年収600万円を達成するには、管理職や訪問リハビリ、学校教員など、様々な方法があります。
時間や労力はかけないで、年収600万を達成する方法


年収600万円を達成するために、短期間で最も確実な方法は、高収入の求人をみつけることです。



高収入の求人を探すといっても、簡単ではないです。
転職活動は時間と労力を使って求人を探したり、アポイントメントをとったりして非常に大変です。
そんなときは転職サイトを利用しましょう。



転職サイトであれば、求人を探してくれてアポイントメントもとってくれます。
転職サイトを利用して転職する
理学療法士が時間や労力をかけずに転職を実現するなら、転職サイトの活用が効果的です。
転職サイトを利用すると、以下のメリットがあります。
- 担当者がつき、条件に合った求人を紹介してくれる
- 求人先との日程調整や交渉をしてくれる
- 転職に関するアドバイスを受けられる
転職サイトを利用すると、個別の担当者がついてくれます。



転職サイトの担当者は、理学療法士の転職情報にとても精通しています。
これまでの経歴を伝えることで、希望する条件に合った求人を紹介してくれるんです。
たくさんの求人情報を紹介してくれるので、効率的に転職活動を進めることができます。
転職サイトの担当者は、求人先との給料や待遇などの交渉も代行してくれます。



給料や休日などの待遇は、とても聞きづらいからとてもありがたいです。
転職に関するアドバイスや、履歴書や職務経歴書の書き方や修正、面接対策などのサポートもあります。



担当者が求人を探してくれて、問い合わせもしてくれるので、負担は大きく減りますよ。
転職サイトを利用する際の注意点


転職サイトを利用する際には、以下のポイントに注意しましょう。
担当者との相性が合わないときは交代する
担当者の経験や実績が豊富でなければ、質の高いサポートを受けられません。
担当者が一生懸命でなかったり、相性が悪いときには、交代してもらいましょう。



相性が悪い担当者であれば、我慢しないですぐに変更したほうがいいです。
「交代してくれない」「交代しても変わらない」ときは、違う転職サイトを利用しましょう。
扱っている求人数
扱っている求人数が多いほど、希望する求人を見つけられる可能性が高くなります。
非公開求人を取り扱っている転職サイトを選ぶことも大切です。
扱っている求人数が多い転職サイトは、PTOTSTワーカーです。
サポートしてくれる内容
転職サイトは求人を紹介してくれるだけでなく、転職のサポートやアドバイスもしてくれます。
履歴書や職務経歴書の添削や面接対策、面接同行など、求人紹介以外のサポートもしてくれるか確認しましょう。



僕が転職サイトを利用したときには、面接の同行もしてくれました。
転職サイトによってサポート内容は違う。サポート内容は必ず確認しよう。
転職サイトを利用する際には、複数の転職サイトに登録して比較検討することをおすすめします。
複数の転職サイトに登録しておけば、転職活動が滞ることはありません。
転職を成功させるために、たくさんの求人情報を得ましょう。
オススメの転職サイトは、以下の3社です。
年収600万円達成に向けての不安と心構え


年収600万円という高い目標を達成した理学療法士は多くいます。
目標達成のためにはより多くの時間や労力をかける必要があり、決して簡単ではありません。



私は年収600万円達成できるか考えると、不安や心配になってしまう。
自身の能力や経験、努力が報われるかどうか不安を感じるのは当然です。
不安を解消するには、行動するしかありません。
以下の3点を意識して行動していきましょう。
- 目標を明確にする
- 情報収集をする
- 計画的に行動する
目標を明確にする
なぜ年収600万円を達成したいのか、具体的な目標を設定しましょう。
目標を明確にすることでモチベーションを維持しやすくなり、年収600万円に向けた行動を継続できます。



僕の目標は、家族と3LDKのマンションに住むことでした。
情報収集をする
年収600万円を達成している理学療法士の体験談や、転職サイトの情報は参考になります。
情報収集をすることで自分がやるべき行動が明確になり、具体的な道筋が見えてきます。



この記事を読んでる時点で、あなたの年収は600万円に近づいています。
計画的に行動する
目標を明確にして、情報収集をしたら、具体的な計画を立てて行動しましょう。
例えば
- 管理職を目指すのであれば、主体的に行動をして周囲に貢献をする
- 転職をして高収入を得たいのであれば、転職サイトに登録をして転職情報を得る
- 訪問リハビリで600万円を得るのであれば、訪問スケジュールを多く入れる
オススメの転職サイトは、以下の3社です。
【よくある質問】理学療法士が年収600万円を達成するための疑問?


- 理学療法士が転職で、年収600万を目指すためのコツはありますか
-
複数の転職サイトに登録して、高収入求人の情報を得ましょう。
転職サイトは非公開の求人情報を保有しています。
複数のサイトに登録することで、より多くの求人情報を得ることができ、年収600万円以上の求人を紹介してくれることがあります。
非公開求人は、限られているため、多くの求人情報の中から探すことが重要です。
転職サイトは無料で利用できます。
- 理学療法士の給料はなぜ安いのですか
-
理学療法士の給料は、20分単位で診療報酬が決められているため、頑張った分だけ給料が上がるわけではありません
医療費削減や理学療法士数の増加による受給のバランスなども、給料が安くなる原因になっています。
- 理学療法士の年収が600万円を超えると、どのような面で生活は楽になりますか。
-
理学療法士が年収600万以上を実現すると日々の生活が楽になるだけでなく、教育費や老後の資金、住宅や車のローンなどの支払いも楽になります。
お金に余裕ができることで、日々の生活のストレスが減少し、家族や将来の不安を解消することができます。
「経済的な安定」
「時間的な余裕」
「心の余裕」
「趣味や旅行などの選択肢の増加」
のメリットが得られます。
【まとめ】理学療法士が年収600万円を達成することは可能。


今回は理学療法士が年収600万円を達成する方法についてお伝えしました。
理学療法士が年収600万円を達成することはできます。
なぜなら多くの理学療法士が年収600万円を達成しているからです。
しかし年収600万円は、決して楽な道ではありません。達成できるかどうか不安を感じるのも当然です。
計画的に行動すれば達成可能な目標であることも忘れてはいけません。
理学療法士が年収600万円達成するためには、以下の3つの方法が有効です。
- 副業で収入を増やす
- 治療院を開業する
- 転職をして高収入を得る
これらの方法の中でも「転職」は効果的。
理学療法士が転職で狙うべき職場は以下の3つです。
- 病院や施設の管理職
- 訪問リハビリ
- 学校教員



僕も訪問リハビリへの転職で、年収600万円を達成しています。
年収600万円を達成するには、職場選びがとても重要です。
高待遇の職場を探すためにも、転職サイトの利用はオススメします。
転職サイトの利用は無料です。
複数の転職サイトに登録をして、年収600万円を目指せる求人を獲得しましょう。
オススメの転職サイトは、以下の3社です。



年収600万円を達成して、より良い理学療法士の人生を送って行きましょう。