【ヤバイ】理学療法士は生活できない！安定収入を得るための方法6選

「理学療法士給料が低くて、将来の生活が不安・・・」

「一生懸命働いているのに、生活のやりくりが大変・・・」

「今の給料じゃ、家族を養っていくなんて無理！」

理学療法士として働いていると、年収が低くて生活の不安を抱えてしまいますよね。

理学療法士の平均年収は他の業種に比べて91万円も低く、若手や家庭を持っている理学療法士にとっては生活を安定させるのは容易ではありません。

このままでは、将来の不安を抱えながら働き続けることになってしまいます。

この記事では、理学療法士が生活を安定させるために何ができるのか、具体的な対策についてご紹介します。

節約して支出を減らすだけでなく、年収アップの方法やオススメの転職先など、理学療法士ができる対策について解説していきます。

生活できない不安を抜け出し、安心して生活できる将来を手に入れましょう。

【最大要因】理学療法士が生活できないと感じるとき

独身のときは理学療法士の収入だけでもやっていけたけど、結婚した途端に生活が厳しくなったなんてことはよくあります。

家庭を持つと理学療法士の収入だけでは、生活を維持できません。

理学療法士の婚姻率は30代を越えると非常に高くなります。

【一人暮らし vs 家族もち】支出が大きく変わる

一人暮らしと家庭がある人の生活費は大きく異なります。

家賃や食費、日用品などの支出は、一人暮らしだとある程度抑えられますが、家族を持った途端に支出は膨らむ一方です。

特に子供の教育費や飲食費、教養娯楽費などの費用が増加の要因ですね。

【婚姻率が高い】30代以降の理学療法士は家庭があり生活が厳しい

引用：令和2年国勢調査 人口等基本集計｜e-Stat 統計で見る日本

令和2年国勢調査 人口等基本集計によると、未婚率は年々上昇していますが、理学療法士の婚姻率は高いです。

いずれ結婚して家庭を持ったときに、収入が低くて生活できないとならないためにも準備が必要です。

理学療法士は安定した職業とはいえ、給与水準は他の専門職と比較して低めです。

理学療法士が家族を持つと経済的な余裕がほとんどなくなるので、早めに対策を講じていきましょう。

理学療法士の生涯年収について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

 理学療法士の生涯年収1.7億円は少ない！年収アップする方法を解説

理学療法士の給料では生活できない6つの理由

理学療法士の収入では、以下の6つの理由から生活が厳しくなります。

不要な買い物が多く収入に見合った生活ができていない

不要な買い物が多く、収入に見合った出費を考えられないと、日々の生活が難しくなります。

将来の貯蓄もできず、家庭を持つ理学療法士は、子どもの教育費や習い事などにより、家計がさらに厳しくなります。

【低収入】理学療法士の年収じゃ生活できない

令和５年賃金構造基本統計調査によると、理学療法士の年収は、他の医療従事者と比べて低いです。

理学療法士の平均年収は432万円ですが、若い人はもっと低く年収400万円以下で働いています。

このため若い世帯ほど生活に余裕がなくなり、家庭の経済的安定を保つのが難しくなります。

勤務先によってはボーナスがほとんど支給されないケースもあり、年間の収入が増えません。

理学療法士の昇給率が低く、物価上昇で生活できない。

職種 （常勤職員）	賃上げ額(円)	賃上げ率 （前年比）
医師	15,001	1.8%
看護職員	5,370	2.0%
その他の職員 （理学療法士など）	4,637	1.9%
全体	5,889	1.9%

日本病院協会によると、理学療法士の昇給率は1.9％です。

全国の平均昇給率は中小企業で4.42％となり、非正規労働者も6.75％と高水準になっています。

	賃上げ額(円)	賃上げ率（前年比）
中小企業	11,912	4.42%
大企業	16,609	5.30%
非正規労働者	15,422	6.75%

しかも理学療法士の昇給率は低いだけでなく、現在の物価上昇のスピードに追いついていません。

内閣府の調査によると2024年度消費者物価上昇率は2.5％ですので、理学療法士の昇給率1.9％では全く足りていないのがわかります。

東京新聞では「リハビリ専門職の賃金が20年間も横ばいで上がらない」と言っています。

20年間で6000千円しか上がっていないんです。

職種	2002年度	2022年度	増額額
薬剤師	33万2千円	41万5千円	8万3千円
看護師	32万円	35万2千円	3万2千円
理学療法士	29万5千円	30万1千円	6千円

長期間働いても給与の伸びが小さく、物価が上昇する中では生活がさらに厳しくなります。

食料品や光熱費だけでなく、家賃や電化製品なども値上げで非常に厳しい生活を強いられています。

理学療法士の再雇用制度で収入ダウン！定年後は生活できない

理学療法士にも再雇用制度はありますが、雇用形態が変わるので給料が下がり生活が厳しくなります。

年齢	平均年収（万円）	年収差（万円）
20代	332万円	–
30代	405万円	73万円
40代	470万円	38万円
50代	535万円	33万円
60代（再雇用）	350万円	–
定年までの平均	435.5万円	–

厚生労働省の調査によると、定年で再雇用契約になると年収300万円台に下がる場合が多いです。

再雇用の機会も限られており、再雇用されたとしても給与が低く、年齢制限もあるため継続して生活を支えられません。

理学療法士として経験を積んでますが、定年後に新しい職場に転職して収入アップを狙うのはさらに厳しいです。

理学療法士以外の仕事でもシニア層を対象とした再雇用の募集もありますが、採用されたとしても時給や給与は低くなります。

理学療法士は飽和状態になり年収が頭打ち

理学療法士の市場は飽和状態に近づいており、年収の頭打ちが問題です。

2026年以降は理学療法士の供給数は需要数を超えて、2040年には1.5倍と競争の激化が予想されています。

その結果、管理職の道が厳しくなり、転職しても大きな給与の改善は見込めません。

理学療法士が増えすぎると、昇進のハードルがあがり収入アップが見込めません。

残業が多く休日が少ないから、バイトや副業ができない

残業が多く休日が少ない理学療法士は、副業で収入を得る手段が取れません。

最近では、副業可能な職場も聞くようになりましたが、仕事が忙しすぎて副業に当てる時間が取れない問題があります。

残業が続いていたり、土日出勤で休日が少ない環境で働く理学療法士は、体力が残らず、副業をする気力も湧かないです。

理学療法士も生活できる【6つの方法】

生活が厳しい理学療法士がとるべき方法を、6つにまとめました。

自分に合った方法を実践することで、生活の改善と収入増が見込めます。

【浪費しない】生活の中で無駄な支出を減らす

一番最初に取り組むべき対策は、無駄な支出を減らすことです。

私達はついつい無駄な出費をしてしまいます。

仕事ではストレスも溜まるので、ある程度の無駄は許容すべきですが、できる限り出費を減らして収入に見合った生活を目指しましょう。

買った物は無駄にせず生活の小さな見直しを積み重ねると、理学療法士が生活できない状況を改善できます。

【転職する】年収アップして生活ができる職場を探す

転職は低収入の理学療法士から脱却する効果的な方法です。

現在の職場の年収で限界があると感じた場合、待遇が良い病院や訪問リハビリへの転職を考えましょう。

転職にはどこか悪いイメージがありますが、人生の中でも重要な仕事の待遇を改善する重要な手段です。

【副業する】収入源を増やして生活を安定

副業を始めると収入源が増えて、家計の安定を図れます。

仕事以外の時間を活用して他の収入源を得ることが可能です。

週末の訪問リハビリやデイケアなどが人気です。

副業の種類	特徴
非常勤職員	週末に訪問リハビリや特養で働く
講師	リハビリや健康に関する講座を提供
スポーツトレーナー	スポーツジムでのトレーナー業務
Webライター	医療や健康に関する記事の執筆
趣味を活かす	Kindle出版、ブログ、音楽活動など

【管理職になる】年収が上がるだけでなく退職金も増える

生活ができない理学療法士から脱却する方法として、管理職を目指す道もあります。

管理職になると年収が上がり、退職金も増えるので定年後の生活の不安も減ります。

収入が増えるけれども、仕事が忙しくなり責任もかかってくるので、管理職になるときは慎重に検討しましょう。

【起業する】独立開業して高収入と自由な時間を得る

理学療法士として起業すると、高い収入と自由な時間が得られます。

最近は理学療法士の起業はよくあり、莫大な利益をだしているなんて稀ではありません。

個人で開業すると自分の診療方針やスケジュールを自由に設定でき、収益も自分次第の頑張りで増やせるのが良いところです。

【挑戦】理学療法士に限界を感じたら、成長している業種に転職する

理学療法士に限界を感じたら、成長している業種への転職も選択肢の一つです。

異業種への転職は新しいスキルを学ぶ機会があり、より高い年収やキャリアの成長が期待できます。

特に医療分野に関連する職種や、ITなどが注目されています。

友人は医療機器の営業職に転職したことで、理学療法士としての知識も活用でき、業績に応じた高年収をを得ています。

【耳寄り】本当に理学療法士は生活できない？生活できるための対策

理学療法士の収入で、余裕がある生活をしていくためには対策が重要です。

収入を増やし支出を減らす具体的な方法を知ると、理学療法士でも高いレベルの生活が可能になります。

共働きで収入を増やせば生活が楽になる

共働きは収入を大幅に増やし、生活を安定させる有効な方法です。

理学療法士1人の収入のみでは、生活は非常に厳しいですよね。

夫婦で協力して働けば収入が倍増し、家計や貯蓄に余裕が生まれます。

共働きは経済的な安定をもたらしますが、家事の負担が1人に偏らないように注意が必要です。

【家計の見直し】無駄な支出を減らして生活を改善

収入を増やすだけでなく、無駄な支出を減らすと生活が改善します。

普段気が付かない小さな支出も積み重なると、家計への影響は大きいです。

外食や飲み物の購入を控え、毎日のランチをお弁当にするだけでも、月々の支出は大幅に抑えられます。

小さな節約から大きな節約まで、自分ができる工夫を始めて、生活を安定させていきましょう。

退職金を多くもらい定年後の生活を安定させる

理学療法士の収入だけでは生活が難しいので、退職金を多く受け取る対策が重要です。

退職金制度を十分に活かすと、老後の生活に余裕を持てます。

退職金を多くもらうためには、できる限り若いうちから退職金制度の充実した職場で働き始めましょう。

【最適解】理学療法士の生活を安定させる転職先3選

理学療法士が収入を増やし、生活を安定させるおすすめの転職先を3つ紹介します。

これらの転職先では、インセンティブや福利厚生などの条件が良く、安定した収入を得られやすいです。

訪問リハビリのインセンティブで高収入を得る

訪問リハビリはインセンティブ制度があるため、理学療法士でも高収入が期待できます。

自分の働きに応じた報酬が得られるため、頑張れば頑張るほど収入に反映されます。

訪問リハビリは、地域に根ざした仕事として、やりがいと収入の双方を得られる職場です。

理学療法士の公務員になって充実した福利厚生で収入が安定

理学療法士が公務員として働くと、安定した収入と充実した福利厚生が得られます。

公的機関や自治体での理学療法士の役割は大きく、地域医療を支える責任もあるので、勤務体系や収入が安定しています。

多くの理学療法士が狙っている職場なので、就職のハードルは高いです。

公務員の理学療法士について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

  【危険】公務員の理学療法士は高年収！デメリットを知らないとヤバい

一般病院や老人保健施設で管理職になる

一般病院や老人保健施設で管理職になると、収入が増えて安定した生活が得られます。

部門のリーダーや施設全体の管理職になると、収入に役職手当が加わり退職金も増えやすいですからね。

管理職になると収入が向上するので経済的に安定しますが、責任もかかってくるので仕事の負担が増えます。

管理職候補の求人もあるので、こまめにチェックしましょう。

【おすすめ】理学療法士の転職エージェント3選　

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【まとめ】理学療法士が生活できなければ、転職で高年収と退職金をねらう

今回は理学療法士の年収では生活できない問題について、お話をしてきました。

理学療法士は1人で生活するには十分な年収ですが、家族を持った生活では全く収入が足りません。

年収が低い理学療法士が、家族を養っていくには、早い段階で収入を上げる行動が重要です。

理学療法士が生活に苦しむ場合、生活プランの見直しとともに、高年収と退職金を得るために転職を検討していきましょう。

収入を増やすための職場選びは非常に重要です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【Q&A】理学療法士は生活できないのよくある質問

理学療法士の給料では、なぜ生活できないのですか？

理学療法士の給料で生活できない理由は、給料が低く昇給率が低いからです。

特に家庭を持つと経済的余裕がなくなり、厳しい生活は避けられません。

 理学療法士の給料では生活できない理由6選をみる

理学療法士が生活を安定させる具体的な対策はありますか？

はい。理学療法士として生活を安定させる対策は多くあります。

まずは無駄な支出を削減することが重要です。その上で待遇の良い転職先を早めに検討し、収入アップと多くの退職金を得る対策をしましょう。

 生活できない理学療法士がやるべき6つの対策をみる

生活できない理学療法士におすすめの転職先はありますか？

理学療法士が 増やせる転職先はあります。例えば、訪問リハビリのインセンティブ制度や管理職になることで、高収入が得られます。

 理学療法士の生活を安定させるおすすめの転職先3選をみる

自分自身の働き方に合った、高収入の職場を見つけよう。